urakuboさんから久しぶりに宿題。そろそろお返事しなくっちゃ。おまけに、MAG主催の鎌田センセ断熱講演会にもお誘い戴き、アクセル。まだまだ現役であられるなあと。
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国交省、「長寿命の普及への転換は、考え方が変わる事」と価値観の転換を訴える。今までの価値観てのは??
つくる」にたずさわる者はみんな長寿命を視野に入れてる。今更なにを」の分野。長寿命の住宅の仕様なんていくらでも転がってるから、必要に応じてひろいだせば足りる。北方圏住宅はその一つ。
長寿命スペックや、制度整備や仕組みなんてのは、この北方圏住宅をモデルにして本州以南に適用すれば足りる。本庁のプライドが許せば。
価値観の転換を誘導すべきなのはむしろ「消費市場」の方だ。寿命が「性能」の一つなら、それを量るモノサシが要るだろう。出来具合をガラス張りにして曝して置けば、善し悪しの判定はやがて明らかになり、モノサシは自動的に出来上がると考えたんだろうなあ。ナイーブ過ぎる。誘導が必要。
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市場のモノサシは金額換算」というのが、資源局の「不動産鑑定評価基準」の改正。7月施行。
証券化対象不動産の適正な評価を目指して、DCF法の運用方法をマニュアル化する中で、鑑定業務の円滑化をもくろむ。投資用不動産の、建物の占める価格割合が上がって来たが、建物の評価は高い専門知識を要求する。チームによる評価が必要になった。
鑑定評価の際には、ER「エンジニアリングレポート」を適切に反映させることが求められている由。この調査報告書は、建物、設備などや環境も含めた専門知識を持つ者が作る」とされ、活用は鑑定士が主体的に責任ある判断をする。ま、値付けは鑑定士が、その参考資料にインスペクターによるERが、てう構図。
話題の200年住宅「家歴書」がERに相当するように見えるけど、ややおもむきが違うかなぁ。動的なインスペクション行為を、記録:家歴書では代用できまい。
昔、新築時むけの性能評価シートがプレ協あたりから出されたけど、40年たって覚えてる人も少ないだろう。性能評価表示だって項目は多いけど、新築の構造強度の概観をよみとるか、全項目満点を誇示する看板にとどまる。ナンボ?を指し示す鑑定士が不在だから、モノサシにならないんだ。新築のカタログデータやプレゼンデータは役に立たない。
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価値観は、「200年寿命の住宅を作ろう」から「200年もたせる」へと変わってくんだと考えて見るとどうなるか。多分これが国交省のネライ。
リホームと売買の経歴やら長期的な履歴なんてのが「家歴書」になるんだろか。すると、新築から始まる訳で、現場での手直しや設計変更後の姿や、設備などの追加工事が記録されねばならず、これ、どこにまとめられるのか。適切な竣工図が施主の手許に残るかはなはだ疑問。
記録があるとすれば、監督や棟梁の書き込みのある手持ち図面。属人的。家歴書にこれらが残されれば、それは画期的だけど。どうやってつくるのか。どうやって引き継ぐのか。200年。だれが。
ここでも、現場の「人」が、北方圏住宅ではBIS資格者が、具体的に性能を制御する。記録やデータは補助材料。
王道は、人。インスペクターが幅広い知見と現場感覚で。大工や監督が技能と誠実で。
で、それを裏打ちする待遇が準備できないとダメ。お国は、天下り先ばかりつくらずに、人づくりの制度設計に力を尽くすべきだと。
(この項続くでよろしく。長尺はケータイには不向き)
2007年09月15日
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