都市の富裕層は、ヒルズに代表されるように集合住宅住まいかホテル住まいが普通とお見受けする。マンションは、24時間の常駐警備や、地震災害対策などは当たり前の「装備・性能」だ。マンションのネームバリューも価値のひとつ。不動産資産としての流動性も高いからこれもメリット。まあ、集まって住むからゲートを作りやすい」のが安全重視の層に最適合するのか。
戸建住宅地の計画ではできにくかろうと思っていたんだけれど、なかなかどうして、ありました。東西に二つ。しかもどちらも割りと実験的!
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ゲーテッドコミュニティ」で探すと、トップに出てくるのが、
ベルポート芦屋 http://www.bellport.co.jp/
の現在進行形のプロジェクト。そういえば2年前、村上さんに連れてってもらったなあ。あの住宅地は鍵のかかるゲートを持っていたのか」と再発見。

袋小路型の私道をもつ住宅地で、普通なら位置指定道路だからゲートは不可だけど、行政は柔軟だったらしい。(日経MJの4月9日記事に「道路行政に風穴?」とある)
http://www.bellport.co.jp/pdf/news_070409.pdf
このくらい豊かな敷地割なら」としたかどうだか。共有空間の創設に好ましい先行事例になった(のかな)。袋路奥の転回空地だって、規定どおりじゃない風だし、なんだか宅地規制の枠なんかない風に造られてる風だし・・・・

米国のマリーナ運営会社日本法人が分譲するマリーナコミュニティで、1期は、裏庭に専用係留できるピアを持っていた。売れたんだろうか。2期は集合住宅用地を併設。
異国風のリゾートコミュニティみたいな住宅地。オンビジネスの富裕層てよりも、リタイアドリッチのセカンドハウスコミュニティ。
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週間住宅の中で、櫻井幸雄さんが報告している。
三井不動産レジデンシャルのファインコート自由が丘 http://www.31sumai.com/yahoo/A6116/
注目点は二つ。
1:都心の狭小建売に、ゲーテドコミュニティを持ち込むとこうなる。
2:「私道」ではない共有空間をつくった実験的な手法。
この事例は、2:手法のユニークさが眼目だ。配置図を見ると、変哲のない平行配置の宅地8戸にみえる。が、中央の「道」は位置指定を受けた「私道」ではない。「道」ではなく、計画地奥の4戸が南北の公道に接道するための宅地の一部なのだ。旗竿型の敷地の竿部分を集めて供出した共用空間。ここで初めて「ゲート」を設けることができた。法的な制約はない。実に巧妙なデザイン。

ゲートの管理維持のために、8戸は管理組合を作るのだとか。イニシャルコストにしても、8分割する電動ゲートやセキュリティシステムなど、閉じるためのアップ分は本体に吸収されている。高いか安いか。安全か。
一時の三井不動産が巷に作り残してきたタウンハウスの群れ。それからぱたりと手を引いて、限りなくタウンハウス連棟型に近い一戸建を志向してきた経緯はまだ続いてるみたい。なんで低層集合の選択肢を採らなかったのだろうか。

セキュリティをゲートとフェンスを考えるなら、低層集合住宅のほうがずっと豊かに作ってゆけるだろうなあ。2:の私道問題だってずっと楽に解決できるだろうに。駐車場問題だってもっとずっと・・・・・
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それこそ、ゾンビのように、まだまだ低層集合住宅・連棟型住宅の可能性を信じているのでありました。写真眺めても、いずれの事例も、往時のあの愛すべき「タウンハウス」のような見え方をしてはいないかなあ。
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