ああ、更新せず」が一月に及んだ。♪
Auto‐desk社がRevit社を呑み込んだのが2002年で、米のITバブルがはじけた後の事。どんな駆け引きがあったんやろか。Aのほうはかなり価値ある資源を手にした。んだろうな。
AutoCADのオブジェクト管理・作図エンジンに、Revitの「パラメトリック」検索・管理エンジンが揃い踏み。3Dオブジェクトのリレーショナルデータベースの基礎が出来上がった。とっかかり。Aは上位の仕組エンジンを手に入れたことになるんだろう。
A-CADは、こと建設分野ではゼネコン+設計会社に標準CADとして定着。また業界についても、異なるソフト相互の図面データ受け渡し形式はDXFが標準で、ここAutodesk社が本家。ACAD固有のDWGと共に共通言語となっている。
大半の工事会社はACADを使うので、ほとんどがDXF経由でご厄介になってる筈。工事側のスタンダードは、お国のお勧め標準を置いといて、Aに決まってしまった。だから、BIMを指向するならACADが軸になるのは順当な勢い。Revitは、ACADの上位ソフトとして販売され、BIM構築のプラットホームとなるべき戦略ソフト。
さて、この「Revitを導入」を間近に見る事ができて、さあ、使い勝手とか修得難易度とか、これから徐々にあきらかになってく。設計事務所での導入は、もっぱら設計生産性の向上が目的。物件建物の情報モデルが確立すれば、大幅な設計変更も、何の苦労も無い(らしい)
階数の削減やら平面外形線の変更など、基本に戻る変更も関連データ一切が変更追随する。すごい。楽だ。バラメトリックエンジンの威力。変更作業が、データベースと違うのは、3Dモデルが数値テーブルからも、作図作業からもどこからでも可能な事。ダイナミックに変わる。
今、関わってるこの物件の変更の状況がまさにこれで、この期に及んで基本設計まで戻るもの。これなんかもあっちゅう間に解決黒頭巾。だから導入に説得力があったのか。とも思えるが。
ただ、一貫CADの窮屈さは、かなりあるようで、下位ACADでの詳細作図を大本のモデルに吸い上げるためには、取り決め事が多くある。ややメンドイ。
更に問題は、ACADのバージョンが最新版でないと、全てのBIM情報は読めなかったりする。下位CADは、モデル情報に寸法や記号を加える「注釈」用の道具として考えられている。詳細からも形が変わる相互対話は難しそうだ。詳細はコンセプトデザインの3Dモデルに貼り付けられた画像のような「注釈」でしかない。まあ、annotationの訳語によるけど。
中央制御型の度合いが半端じゃない上に、ACADのバージョンが制限され、メモリなどパワーアップが必要で、零細オフィスにはハードル高いなぁ。
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ACAD‐2009を覗いて、3D作図の様子見をした。早いなぁ、Googlスケッチアップの入力方式が真似っこされてる。感覚的な座標変更とか摘んで押し出すソリッド変型とか線分書き込みによる領域生成だとか、マウスがかなりインテリジェントになって、直感的な操作感。機械CADと違って、寸法がアバウトな建築CADではGoogle式が似つかわしい。
道具たちを見ながらふりかえると、建物の造形なんてのはひどく単純な形の集まりに還元されてしまうんだなぁと。
3次元をウリにするCADの広告は多くが建物むけ。BIMは土建CADの草狩り場になってるなぁ。
一貫型の住宅CADが、今、どれほど行き渡っているか」知らんけど、BIMの将来も同じようなピンボケやってるようだろうなと思わせる。
機械CADのような分野特化した在り方でなく、分散処理が出来るような、協同作業の基盤になる様なモノが要る。だからGoogleに過度の期待をする訳だ。まだまだだな。
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